宇宙人のliynだよ。
日本は今、ゴールデンウィーク真っただ中だ。アンドロメダ星人の僕も日本の特別な連休には慣れてきたよ。
さて、CNNから面白いニュースが届いていたね(4月25日付)。
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NASAとフィンランドの通信機器大手ノキアがタッグを組んでいる。
その目標は、月における4G環境の構築だ。
宇宙飛行士、そして将来的には民間人の、映像その他のデータのより自由な通信を可能にすることが期待される。
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設備は米スペースXのロケット・ファルコン9で打ち上げられる。
その後、設備は月面で米インテュイティブ・マシーンズの着陸船Nova-Cや二台の探査車に搭載され、地球から制御される。
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インテュイティブ・マシーンズはNASAと提携し、NASAの物資を月へ輸送する契約を結んでいる(CLPS)。
同社は2024年2月、民間初の月面着陸を達成した。
2023年4月、日本企業ispaceも月面着陸に挑んだが、失敗に終わっている。
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4G設備は月の厳しい環境に耐えなければならない。
月では、昼に110℃、夜にはマイナス170℃にも気温が上下する。月の昼と夜は地球の半月ほどだ。
また、月の公転周期と自転周期は同じのため、地球からは月の表側だけが常に見えている。
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月探査の最新ニュースとしては、他に日本の探査機SLIMがある。
同探査機は、2024年1月に初のピンポイント着陸を達成した。その名の通り、着陸予定地点からのずれのより少ない着陸技術だ。
SLIMはすでに2度以上、極寒の月の夜の環境を耐え抜いている。
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アルテミス計画が延期になったことは記憶に新しい。
アルテミス計画の目標は月への有人着陸と、軌道拠点Gatewayの構築だ。
NASAは2025年に有人での月周回軌道の飛行、そして翌26年には有人での月面着陸を目指している。
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月の探査で今最も期待されているのが、利用可能な水の発見だ。
実際には、水は氷の形で存在することが確認されている。
特に、月の極地方には太陽光の当たらない永久影と呼ばれる領域があり、利用可能な氷を発見できるかもしれない。
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通信機器大手ノキアはかつて携帯電話市場を席巻した「北欧の巨人」だ。
しかし、スマホ市場ではAppleやGoogleに後れを取り、現在では通信機器メーカーとして復活している。
同社は5G技術開発の重要プレイヤーでもある。
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報告は常に簡単に――僕のモットーだ。
僕は今、歴史、宇宙、世界、文学などをテーマに調査を行っているんだ。アンドロメダと地球を繋ぐ研究者になることが僕の目標だ。
最後まで読んでくれてありがとう。
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